Vol.22 日本一の温泉街・別府をめぐる!(後編)
ここは福岡のお隣、大分県別府市!
源泉数&湧出量ともに日本一の温泉の都へやってきたふねこは、
もくもくと立ち上がる蒸気とともに別府温泉に浸かって極楽気分♪
思う存分温泉を楽しんだ後は、別府グルメを楽しむとしましょう。
ご当地グルメを求め、いざ探索開始!
朝から行列! 地元っ子に大人気の『友永パン屋』
まずは、早めの時間に訪れたい人気のパン屋に訪れました! ここ『友永パン屋』は大正5年創業の老舗。平日であっても朝からお客が絶えない、行列を作るパン屋さんです。
お店に入ったら番号札を取り、オーダー表に購入したいパンにチェックをつけて待機します。お店のスタッフに番号を呼ばれたらお会計をすませるシステムで、店内は会計待ちのお客さんで大にぎわい。
学校の給食で食べたような昔懐かしいコッペパン(チョコレートパン90円)やクリームパン(90円)、丸っこいフランスパン(70円)などが並んでいます。見るからにふっくら柔らかくておいしそう…!
こちらは看板商品の「ワンちゃん」(110円)。中には程よい甘さのクリームが入っています。子どもや女性に大人気で、その可愛らしいルックスにふねこも釘づけ…♡
床の足跡を辿っていくと・・・
焼きたての食パンを発見! 小麦の香りとふわっふわの生地。そのままちぎって食べたいおいしさです。
子どもから大人まで、みんなが大好きなパンを良心価格で提供し続ける『友永パン屋』。明日の朝食用にもたくさん大人買いして、大満足のふねこでした♪
別府に来たなら、絶品・とり天を食べておくべし!
ふねこが“グルメ嗅覚”を働かせてやってきたのは、別府駅の高架下にある「べっぷ駅市場」。
八百屋や魚屋、総菜店などがずら〜り軒を連ねる市場内で、ふねこが目をつけたのはここ『野田商店』です。
創業40年以上の老舗総菜店『野田商店』では、看板商品の巻き寿司(420円)が1日300本近く売れるというからスゴい! 自家製のタレが染み込んだかんぴょうと、ふっくら焼き上げた甘めの卵焼きがおいしさのポイントだそう。
揚げたてのコロッケやとり天、天ぷら、ちらし寿司なども販売していて、地元民が食卓用に続々と買いに訪れています。揚げたてのコロッケはサクサクの衣と、ほくほくとろ〜りマッシュポテトの食感がGOOD!
大分といえばやっぱりとり天ですよね♪ ふねこも揚げたてをそのままパクリ! ジューシーな鶏モモ肉のとり天(380円)は、下味がしっかりついて一口食べると止まらない旨さです!
こんな絶品のとり天を普段から食べているなんて、別府市民のみなさんがうらやましい〜♪
人気店『六盛』で、別府の冷麺文化に触れる!
ところで、別府のご当地グルメに「別府冷麺」があるのをご存知ですか?
「別府冷麺」のルーツを遡ると、昭和25年頃に旧満州に住んでいた日本人が帰国後、自身の店で提供した冷麺が始まりなのだとか。当時満州では朝鮮系の民族が多く住み、朝鮮の食文化も広がっていたため、朝鮮冷麺も現地のソウルフードだったそうです。そんな朝鮮冷麺を和風にアレンジしたものが「別府冷麺」と呼ばれ、別府で親しまれるようになったのです。
「別府冷麺」を味わえるお店がたくさんある中でも、ここ『六盛』は自家製手延べ麺を提供する人気店。
羅臼昆布と天然厚葉昆布、国産牛肉を使い丁寧にとった出汁スープに、コシの強い手打ち製麺、キムチ、自家製チャーシュー、玉子などをのせた「冷麺」(700円)。すっきりとしながらもコク深いスープと、喉越しのいい自家製麺が印象的!
ランチとしてはもちろん、飲み会の〆として味わうのもよさそうです♪ お腹の満腹感と満足感、そしてさっぱりした後口に、「別府冷麺」の人気の理由がわかった気がしたふねこでした。
おしゃれな『REN&TITTA』で至福のカフェタイム♪
ふねこが最後に立ち寄ったのは、若い女性の間で話題のお店『REN&TITTA(レン&チッタ)』。
センス溢れる清々しい店内は、カーテンやラグなどのファブリックゾーンと、テーブルウエアや雑貨などを揃えるライフスタイルゾーン、そして観葉植物が並ぶグリーンゾーンに分かれています。
もともとは別のエリアで、インポートブランドを中心としたカーテンショップを展開していたそうで、この場所に移転した際に取り扱い商品を広げ、さらにカフェメニューも提供するようになったとか。
絵になる空間でゆったりとカフェタイムを楽しみましょう♪
山形産のリンゴを使った「リンゴリらっぱ」の果汁100%ジュース(385円)。リンゴの品種ごとにボトルが分かれていて、ラベルの可愛さにも心が和みます♡
モコモコのフォームドミルクが乗ったカフェオレを片手に、ふねこもブレイク♪ レトロな温泉街のイメージが強い別府にも、こんな洗練されたお店があるんだなぁと感嘆。うっとりとするおしゃれなインテリアを眺めながら、時間を忘れて寛ぎのひとときを満喫しました。
行ってみないとわからない&出会えない、別府の醍醐味を楽しんだふねこ。湯あがりのツヤ肌もあいまって、ますます可愛さに磨きがかかったのでは!? 尻尾もピンっと立っていますね♪
さて、次はどこへ向かうのでしょうか。引き続き、ふねこを追いかけたいと思います!
友永パン屋
大分県別府市千代町2-29
0977-23-0969
日曜・祝日
野田商店
大分県別府市中央町6-22 「べっぷ駅市場」内
0977-22-5520
火曜
REN&TITTA(レン&チッタ)
大分県別府市石垣西7-4-25
0977-73-4735
水曜、第1・3木曜