きまぐれふねこ
大分県
2022年10月6日

Vol.40 レトロな町並み&温泉を満喫、大分・日田旅 〜後編〜

九州の小京都「豆田町」を散策し、
ご当地グルメ・日田やきそばに舌鼓を打ったふねこたち。
>前編の様子はこちら

町歩きを楽しんだ後は、市街地から山手へとドライブ♪
「奥日田」と呼ばれる自然豊かな渓谷へと向かうことにしたようです。

響渓谷の絶景温泉、『奥日田温泉 うめひびき』へ!

日田の奥座敷に広がる響渓谷(ひびきけいこく)に佇む温泉旅館『奥日田温泉 うめひびき』に到着しました。
こちらは一年を通して四季折々の絶景が楽しめ、大浴場の露天風呂と寝湯からも郷渓谷の大パノラマが眺められると温泉好きの間で話題のホットスポットです。

『うめひびき』という名称は、所在地の大分県日田市大山が梅園に囲まれた景勝地であることに由来しています。宿泊者の方は温泉とともに、地元の食材をたっぷり使った心と体にやさしい料理を楽しめますよ。
そしてお宿の荘厳な佇まいもステキ! 外観からも“梅の郷”の風情が感じ取れますね。

11時~14時半の間は日帰り温泉が利用でき(最終受付14時)、ふねこたちも旅の疲れを癒やしに温泉へお立ち寄り。※宿泊の方は入浴料無料、日帰り湯の方は入浴料大人800円・小学生400円となります

日田杉の温もりを感じる待合スペース。床材や壁面の格子、照明のシェードに日田杉が使われ、居心地のいい空間です。窓の奥には渓谷の緑が広がっています。

浴室は「緑宝(りょくほう)」と「青軸(あおじく)」の2つ分けられ、それぞれ男湯・女湯として日替わりで入れ替わります。

切り立つ岩や鬱蒼と茂る木々、どこまでも広がる空など、パノラマの絶景を望める露天風呂。澄んだ空気の中、雄大な渓谷を眺めながら温泉につかることができるなんて、まるでご褒美のような時間ですね。

こちらは寝湯からの眺め。体をじんわり温めながら、パノラマの絶景を楽しめます。なんて贅沢…! ※寝湯があるのは緑宝のみ

広々とした大浴場からも響渓谷を一望できて、大自然の中に身を置くような感覚を得られるはず。高温サウナや水風呂、ぬる湯もあるので、ゆっくり汗をかいてリフレッシュしてくださいね♪

時間がある人は、「活盤浴」という低温サウナもぜひ! セラミックボールを敷き詰めたブースに横になると、じんわり体の芯から温まり、自然と汗がたらり。室温は42~43℃、湿度は25%と熱くないので、高温サウナが苦手な人でもここでなら快適に血行促進&デトックスできそうです♪ ※活盤浴は+500円

ちなみに、待合スペースには無料で利用できるキッズルームが併設されているので、子連れの方も楽しみながら過ごせますよ。こちらも日田杉を使ったジャングルジムやブランコを完備し、絵本もスタンバイ。

温泉に入ってパワーチャージしたのか、みけやんは子供用のボルダリングに挑戦中!

絶景温泉を満喫した後は、大分生まれの「みどり牛乳」をゴクリ。ぷはぁ〜、身も心もさっぱり。溜まった疲れが取れて癒やされましたね。奥日田温泉、最高〜!!

『梅酒蔵おおやま』でMY梅酒作りに挑戦♪

『奥日田温泉 うめひびき』の後は、併設ショップ『梅酒蔵おおやま』でお土産探しを楽しみましょう♪

ひろ〜い店内には、地元の生産者が手塩にかけて育てた大山産の梅を使った本格梅酒や梅干しなどが勢ぞろい!

大山町全体で約2万本の梅の木がなる大山地区は、農産地で栽培から加工、販売・サービスまで行う「6次産業」のモデルケースとして国内外から注目を集めています。それはここ、『梅酒蔵おおやま』も然り。大久保台梅園では6,000本、自社梅園では1,500本もの梅の木が育てられ、梅の実の持ち味を最大限に生かした梅酒や梅の加工品を手がけています。その味わいも折り紙つき。これまで「全国梅酒品評会」や「世界リキュールコンテスト」で数多くの金賞を獲得し、多方面で高い評価を得ているからすごい…!

食用に栽培されている梅の品種は10種類ほどあるそうで、その中でも大玉品種「鶯宿梅」「南高梅」を梅酒に使用しています。お土産や贈答品に人気なのは、鶯宿梅と南高梅のそれぞれの梅酒を飲み比べできるセット。ふねこも気になっているみたい!

せつこは大山産の梅干しに興味津々! 梅干しだけでもこんなに種類があって、どれも保存料などは使わず昔ながらの製法で作られているので安心していただけます。生産者によって梅の大きさや塩分の濃度などが異なり、それぞれの個性があって奥が深いです。塩分濃度の目安表を参考にしてみてくださいね。

みけやんが選んだのは、カラフルなデザインがおしゃれな梅酒のミニボトル。お試しで自宅用に1本買ってみるのもいいですし、巾着入りの5本セットをお土産に贈ると喜ばれること間違いなし♪

梅酒をはじめ、ノンアルコールの梅ドリンク、完熟梅甘酒など、多種多様なラインナップが揃うとあって、あれこれ迷ってしまいそうな時は、試飲しながら好みを選りすぐりましょう。約10種類の梅酒や梅ドリンクを無料で試飲できるのは嬉しいポイント! ※運転手の方は飲酒をお控えください

そして、お土産選びと一緒に楽しみたいのが、売り場の隣で開かれている「My梅酒作り体験」のワークショップ(要予約)です!

採れたてをすぐに冷凍保存した高鮮度な梅を使用して、オリジナルの梅酒を作ることができます。
容量はMサイズ(420ml・1,650円)、またはLサイズ(800ml・2,420円)を指定でき、梅は2種類から選べます。梅らしいしっかりとした酸味や味わいを楽しめる「鶯宿梅」、梅酒用として最もポピュラーなすっきり系の「南高梅」。今回ふねこたちは、「南高梅」で作るLサイズの梅酒づくりに挑戦しました。

水洗いした梅のヘタを取り、氷砂糖&金平糖、そして梅酒用の焼酎を注いだらOK! 3ヶ月から半年ほど熟成させたら梅酒になるので、それまでは自宅でじっくり寝かせましょう♪ 1年、2年と長く熟成させると、よりまろやかでコクが出るそう! ふねこたちはゆっくり待つことができるかな?

2階は工場見学のスペースとなっていて、こだわりの梅酒が完成するまでの過程を覗くことができます。『梅酒蔵おおやま』では最高ランクの“秀品”の梅を使い、午前中に収穫した高鮮度な梅をその日のうちにタンクに漬け込み、梅の香りや味わいを最大限に引き出すという、こだわりを追求した梅酒づくりを行っています。

大山産の梅の魅力と、生産背景のこだわりを知ると、さらに梅酒や梅製品を美味しくいただけそうですね…!! お土産を渡す際は大山産の梅の素晴らしさをしっかり伝えていこうと思うふねこなのでした。

絶品ジェラートを味わえる最新スポットへ立ち寄り♪

『奥日田温泉 うめひびき』『梅酒蔵おおやま』からほど近い『道の駅 水辺の郷おおやま』内に、ジェラート専門店が8月にオープン!! 最新情報を聞きつけたふねこたちは旅の締めくくりにGO〜♪

こちらが噂のジェラート専門店『Gelateria LAB3680 OKUHITA』です! 世界的に著名なイタリアンシェフ・サルバトーレ クオモ氏がプロデュースする @lab.3680 とタッグを組んだジェラートを提供しています。

大山町をはじめ大分県は農産物に恵まれ、四季折々さまざまなフルーツが実りますが、その中には傷や形などの制限により出荷されないものもあるのが実情。味は確かなはずのに形状の都合で消費者の手に渡らないのはもったいないですよね。
そこで持続可能な社会の実現に向けて、『Gelateria LAB3680 OKUHITA』では出荷できなかった農作物を使用し、果実味溢れるジェラートを提供しています。

現在(2022年10月時点)は梨とゆず、大山産の梅、スイカ、イチゴなど6種類展開し、これから季節によってフレーバーは入れ替わるそうです。

イタリアンジェラートといえば、ヨーロッパ帰りのせつこの出番ですよね♡ 他ではなかなか味わえない梅のジェラートと、スイカのジェラートをセレクトしました。

一口味わうと、果実味の濃厚さとみずみずしさにビックリ…! 果物をたっぷり贅沢に使ったこだわりの製法で作られているので、スイカのジューシーさも、梅のまろやかな甘酸っぱさも、果物そのものを味わっているような感覚です! 口当たりもなめらかで、美味しい〜!!

ちなみに、店舗づくりにおいてもサスティナブルな取り組みが行われ、床材は日田の醤油メーカーの醤油樽を活用し、柱の一部は奥日田で取り壊された古民家の廃材を使用。また、ランプシェードも小鹿田焼の器をカスタマイズするなど、アップサイクルの考え方に基づいた設計となっています。

空間もジェラートも地元のものに囲まれて、最後まで日田の恵みにどっぷり浸かることができました♪ これにてふねこたちのドライブ旅もおしまいです。奥日田温泉と絶品ジェラートで身も心も軽くなったので、どこまでも歩いていけそうですね…!

さあ、次のふねこたちの旅路も引き続き追いかけていきましょう♪

【ふねこより、うれしいお知らせ!】
今回、ふねこがみんなにお土産を用意してくれました!
『梅酒蔵おおやま』で美味しそうな梅酒を見つけたようです。
Instagram 公式アカウント(@hankyuferry_funeco)をフォロー&
投稿されている記事にコメントしていただき、
特設ページ にご応募いただいた方の中から、
抽選で5名の方に「はじめての本格梅酒セット 日田づくし」をプレゼント!
みんなのコメント、待ってま〜す!

奥日田温泉 うめひびき

住所

大分県日田市大山町西大山4587

TEL

0973-52-3700

梅酒蔵おおやま

住所

大分県日田市大山町西大山4587(うめひびき敷地内)

TEL

0973-52-3004

Gelateria LAB3680 OKUHITA(ジェラテリア ラボ サンロクハチゼロ オクヒタ)

住所

大分県日田市大山町西大山4106 「道の駅 水辺の郷おおやま」内

TEL

0973-52-3630

定休日

不定休