きまぐれふねこ
滋賀県
2023年10月26日

Vol.52 Let’sビワイチ♪ びわ湖一周サイクリング旅 〜後編〜

びわ湖を一周するビワイチ旅へと出かけたふねこたち。
颯爽と駆け抜けるサイクリストたちとともに湖南〜湖東を巡り、
ここぞとばかり観光地にも立ち寄りながら旅を満喫しています♪
>前編の様子はこちら。

後編は湖西エリアを中心に、
人気の景勝地や話題のスポットにも訪れるようです!
びわ湖周辺にはどんな景色が広がっているのでしょうか…!??
ふねこたちと一緒にぐるっとまわりましょ〜!

まるで異世界! メタセコイア並木の絶景ロード

びわ湖上部にある海津大崎のビワイチルートから西方面に入り、果物狩りで賑わう『マキノピックランド』へやってきたふねこたち。目の前には『メタセコイア並木』が広がっています!

総延長2.4kmにわたり、道の両側に約500本のメタセコイア並木が続くこの道は、サイクリストも多数訪れる大人気の絶景ロード! 円錐型のメタセコイアの木々は春になると爽やかな新緑に包まれ、夏は涼しげな緑、秋は美しい紅葉で覆われ、冬は雪が積もって銀色の世界に。季節ごとに表情が変わり、いつ訪れても見応え満点の場所です。

メタセコイア並木沿いにある『マキノピックランド』も絶好の立ち寄りスポット!

果樹園ゾーンでは四季折々のフルーツが実り、季節に応じてさくらんぼ、ブルーベリー、ぶどう、くり、さつまいも、りんごなどの収穫体験ができ、お子さま連れも楽しそう!

敷地内にはカフェやレストラン、お土産ショップ、芝生広場など、メタセコイア並木を眺めながら寛げるスペースも充実。その中の一つ、『並木カフェ メタセコイア』に入店したふねこたちは、ラッキーなことにテラスの特等席をゲットできました♪

もちろん、店内の席からも窓越しにメタセコイア並木を眺められるので、冬場も暖かい室内から美しい景色をバッチリ楽しめますよ。

お腹を空かせたふねこたちは、「近江牛のペッパーライス」をオーダー♪ やっぱり滋賀県といえば、日本三大和牛の一つ“近江牛”ですよね。肉の旨味とブラックペッパーがアクセントになって、あっという間にペロリ完食♡

デザートはメインショップで販売しているジェラートをチョイス! 『マキノピックランド』のジェラートは、果樹園で収穫された旬のフルーツや地元で栽培されたマキノ茶を材料に使っているので、“ここだけ”のご当地フレーバーを味わえますよ♪

メタセコイア並木と絶品のご当地グルメを堪能し、リフレッシュ完了。再びサイクリングロードに戻って、ビワイチ達成を目指しましょう!!

湖中大鳥居の絶景も鑑賞できる『白鬚神社』

湖西エリアはびわ湖から登る朝日が美しいと話題。そこで、日の出の瞬間をひと目見ようと、ふねこたちは早起きをして湖のほとりへ。

この日は雲が多く、真っ赤に燃えるまんまるの朝日は見れませんでしたが、雲の隙間から朝日が差し込み、湖面がキラキラと輝いて神々しさに包まれています…! 時を忘れ、黄金の景色をしばし静かに見入るふねこたち。一日の始まりを最高の景色とともに迎えられて、最高の気分で満たされたようです♪

そんなふねこたちは、JR近江高島駅から南へ約2km向かった先にある、国道161号沿いの『白鬚(しらひげ)神社』にやってきました。

「白鬚さん」という愛称で地元の方に親しまれ、延命長寿をはじめ、縁結びや子授け、開運招福、学業成就、交通安全、航海安全など、様々な御神徳があることでも知られています。

社殿を正面に後ろを振り返ると、そこにはびわ湖に浮かぶ鳥居が…!

朱塗りの大鳥居が湖中に鎮座する光景が世界遺産・厳島(いつくしま)神社を彷彿とさせることから「近江の厳島」と呼ばれていますが、創建は厳島神社より400年ほど早く、日本遺産にも認定されています。
近所にSUP体験施設があるので、タイミングによっては、びわ湖×大鳥居×パドラーという珍しい光景も目にできますよ。

さあ、まずは白鬚神社の大明神にご挨拶。こちらは近江最古の神社で、日本全国に約300の分霊社を持ちます。御祭神の猿田彦命(さるたひこのみこと)は、日本神話に登場する“導き・道開きの神様”として知られ、白髪に白いヒゲを蓄えた老人のお姿から“長生きの神様”としても広く崇敬されています。

航海安全のご利益もあるとのことで、みんなで阪九フェリーの船舶安全を祈願しましょう!

境内には紫式部や松尾芭蕉などが残した歌碑と句碑が並び、その内容から歴史上の偉人たちが道中に白鬚神社を訪れ、美しい景色を堪能したことが伺えます。また、本殿の奥にも天満宮・稲荷社・寿老神・弁財天などが建ち、さらに裏山には岩戸社という小さな社もひっそり佇むので、ぜひじっくりと巡ってみて。

人気の景勝地にもなっている白鬚神社ですが、目の前の国道161号線は交通量が多く、湖側への横断は大変危険なので、湖中鳥居を撮影する際は社務所前に設置された展望台「藍湖白鬚台(おうみしらひげだい)」を利用しましょう。

神秘的な湖中鳥居を眺めて心が洗われたふねこたち。航海安全の祈願もしっかりできて、阪九フェリーの守り神として、今まで以上に表情がキリッと凛々しくなったかも…!?

びわ湖を一望できる天空のフォトスポット、『びわ湖テラス』へ!

びわ湖の絶景を独り占めできるという噂を聞きつけ、ビワイチ旅の〆に訪れたのは『びわ湖テラス』! 2016年にオープンした話題のスポットで、湖西岸にある高原リゾート施設『びわ湖バレイ』の山頂付近に開設された展望施設です。

© Alpina BI Co., Ltd. All Rights Reserved.

『びわ湖テラス』まではロープウェイでぐい〜んと登っていきます。秒速12mの日本最速を誇るロープウェイとあって、上へ上へとぐんぐん進み、街並みとびわ湖がズームアウトするように遠くなっていく… この臨場感がたまりません♪

標高1,108mの打見山と、標高1,174m蓬莱山。この2つの山頂エリアに『びわ湖テラス』はあります。打見山の山頂には広大なテラスエリア『The Main』が、蓬莱山の山頂には静かにくつろげる『Café 360』がスタンバイ。

ふねこが楽しみにしていたのは、打見山のテラスエリア『The Main』に広がる絶景スポット! これこれ、この景色です〜!!

圧倒的なスケール感と迫力に、テンションはうなぎのぼり!!
施設のシンボルとなっている『Grand Terrace』からは、びわ湖を北から南まで一望することができ、改めてびわ湖の広さを実感…!

ウッドデッキは3段構造になっていて、各フロアから好みのアングルで絶景を楽しめます。まさに、天空のインフィニティ〜!

ウッドデッキに隣接する『Terrace Café』では、落ち着いた空間の中、食事と絶景を同時に堪能できますよ。メニューはローストビーフサンドやビーフシチューなどのランチをはじめ、ジェラートやティラミスなどの特製スイーツ、近江和紅茶、近江ほうじ茶ラテなど、気になるラインナップが目白押し。

絵画のような絶景を、ふかふかのソファに座って優雅に鑑賞。これ以上の贅沢はありませんね…♡

標高1,000mを超える『びわ湖テラス』では、風向きや天候の影響で低い雲に包まれることもしばしば。雲が流れてくると真っ白な世界に迷い込んだような非日常の光景に切り替わります。くれぐれも足元には気をつけてくださいね。

ふねこが手にしているのは、カフェスタンドのカレーパンとホットーコーヒーです。気軽に味わえるワンハンドの軽食も揃っているのもうれしい♪

遠くに見えるのは蓬莱山。ロープウェイ山頂駅から2つのリフトを乗り継いで行くことができ、蓬莱山の展望台からは京都や大阪、日本海側の山々までの大パノラマを一望できるそうですよ。

© Alpina BI Co., Ltd. All Rights Reserved.

頂上ではジップラインのアクティビティも楽しめるので、高所に自信がある人はチャレンジしてみて♪ ふねこは尻尾を足の間に巻き込んでしばらく硬直していたので、遠くから見るだけで十分のようです(笑)。
話題の『びわ湖テラス』でビワイチ旅の記念写真をたくさん残せて、大満足のふねこご一行なのでした。

ちなみに、『びわ湖バレイ』『びわ湖テラス』のグリーンシーズンの営業は11月19日(日)までとなります。その後一時休業を挟み、12月中旬からはウィンターシーズンに突入。鮮やかな絶景を楽しみたい人は、グリーンシーズンの営業期間内に訪れましょう♪

びわ湖を間近から、そして山の頂上からと、いろんな角度で楽しんで、
数々の立ち寄りスポットにも訪れながらビワイチ旅を堪能したふねこたち。
阪九フェリーの船長に報告できる素敵な思い出をたっぷり残せてよかったですね!

みなさんもぜひ、阪九フェリーに乗ってビワイチ旅へと出かけてみてください♪

メタセコイア並木

住所

滋賀県高島市マキノ町寺久保

マキノピックランド

住所

滋賀県高島市マキノ町寺久保835-1

TEL

0740-27-1811

定休日

水曜(祝日の場合は翌日)

白鬚(しらひげ)神社

住所

滋賀県高島市鵜川215

TEL

0740-36-1555

びわ湖バレイ / びわ湖テラス

住所

滋賀県大津市木戸1547-1

TEL

077-592-1155

定休日

定期点検休業あり ※公式ホームページで要確認