きまぐれふねこ
山口県
2019年8月5日

Vol.4 海の仲間に会って、ふねこ、ホームシック!?〜下関編(後編)〜

食べて遊んで、下関のベイサイドをお散歩中のふねこ。
夏のジリジリとした日差しに汗ばんできたところで、心も体もクールダウンできる“水の世界”へ向かうことにしました。
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日本最大級! たくさんのペンギンに出会える水族館『海響館』

ここ『下関市立しものせき水族館 海響館』は、“海のいのち・海といのち”がコンセプトの水族館。
展示の一つに関門海峡の潮流と渦、そして下関が面している海の位置を再現した「関門海峡潮流水槽」があり、まるで本当に関門海峡に潜り込んでいくような気分を味わえます。

山口県沿岸の日本海は、対馬暖流の暖水と、日本海固有水と呼ばれる冷水の両方の影響を受けていることから、多種多様の生き物が生息しています。『海響館』でもカンパチやブリなど食卓でおなじみの魚から、アオウミガメ、エイ、シロザメまで、数え切れないほどの海の生物が勢揃い! フグが有名な下関らしく、100種類以上ある世界中のフグの展示も見どころです。

見上げればイワシの大群がグルグル…… 目が回る〜。

関門海峡に生息する、かわいらしいスナメリもいました! こちらのスナメリは、天使の輪“バブルリング”を作るのが得意だそうで、係員の合図に従って吹くバブルリングショーは必見です♪

おぉぉ! ふねこのそっくりさんを発見〜! 黄色と黒のしましまがお揃いのこの魚は「ディスカス」という淡水熱帯魚で、ヘッケルグループの一種。アクアリウムの中でも人気であることから“熱帯魚の王様”と呼ばれているそうですよ。

時間を見計らって、イルカとアシカの共演ショー「アクアシアター」を観覧しにGO♪

笑顔で迎えてくれたイルカくん。海を愛する者同士、ふねことシンパシーを感じたみたい!

ショーでは華麗なるジャンプを披露! インストラクターのお姉さんとの息もバッチリで、豪快な泳ぎやタッチ、掛け声のパフォーマンスでみんなを楽しませてくれました。今なら夏限定の「イルカ・スプラッシュシャワー」が開催されていて、イルカたちから放たれる大量のシャワーを浴びられるそうなので(各回先着25名)、夏の思い出にぜひ♪

そして、日本最大級のペンギン展示施設「ペンギン村」も見逃せません。日によってペンギンに触れたり、記念撮影ができるふれあいイベントを開催しているので、開催日や時間はHPをチェックしてみて!

気持ちよさそうに泳ぐペンギンたちを横目に、海が恋しくなったふねこ。飛び込み禁止だからプールにダイブしないでね〜。

海沿いにたたずむ複合型ゲストハウス『uzuhouse』

ふねこが次に訪れたのは、関門海峡を一望できる場所に建つ複合型ゲストハウス『uzuhouse(ウズハウス)』。下関の名物・フグがシンボルマークのこちらでは、1階が受付兼ラウンジ、2階がカフェ&バーのイートインスペース、3階がイベントスペース、4階がシェアオフィス、5・6階がホステルの客室になっています。1・2階のカフェ&バーは、宿泊者以外も気軽に利用OK!

右手のウォールアートは、山口県出身の踊絵師であり、グローバルに活躍する神田さおりさんがライブペイントした作品。ラウンジには下関のガイドブックやフリーマガジン、旅関係の本などさまざまなジャンルの書籍がストックされているので、自由に手にとって、2階のソファ席でくつろぎましょ♡

目を離した隙に、フグと合体したふねこ! 水族館の余韻を引きずっているのでしょうか(笑)!? お魚気分でなんだか楽しそう♪

2階のテーブル席はこんな感じ。

コンクリート打ちっ放しのスタイリッシュな空間で、窓の向こうにはあおあおとした海原が広がります。屋上にはテラス席があるので、そこも絶景を楽しめる特等席ですよ。

ブレイクタイムには、こだわりのブレンドコーヒー(400円)や、山口県産みかんを使った100%のストレートジュース(400円)をどうぞ。クールデザートなら、山口市の人気カフェ『nanten』のハニーグラノーラを乗せた、アイスクリーム付きのコーヒーゼリー(450円)がおすすめです♪

お土産に、老舗の蔵元『下関酒造』の地酒を!

下関の潮風と景色に癒されて、リフレッシュしたふねこは、ウワサで聞いていた老舗日本酒メーカーの蔵元へ。大正12年に立ち上げられた『下関酒造』は地元を代表する蔵元で、多彩な銘柄を手がけるほか、数々の日本酒コンテストで高い評価を受けるなど、クオリティーと味わいは折り紙つき。

敷地内に日本酒ストア『酒庵 空(SHUAN KU)』があり、ここだけの限定販売商品を含め、気になるお酒を購入できます。

最近では、国内外のコンテストで金賞を獲得した最上級の純米大吟醸酒『獅道(シド)』が話題ですが、甘酒や梅酒、ワンカップ仕様のふくのひれ酒といった500〜600円のお手頃商品も観光客に人気。

そして「関娘」も代表すべき銘柄。数種類ある中でふねこが選んだのは、「関娘 大吟醸酒【KU Brand】」(3,800円)。上品な甘い香りと、爽やかな味わいが特徴の直売店オリジナル商品です。パッケージもオシャレ♪

ストア横にカフェを併設しているので、「大吟醸チーズケーキ」や「酒蔵のパンケーキ」など、酒造ならではのメニューを楽しむのもグッド! こうして下関の美酒を持ち帰り、自宅で旅の余韻に酔いしれるのも一興ですよね♪


さて、次なる旅の目的地はどこでしょう?
海が恋しくなったふねこだから、波に揺られて遠くへ行きそうな予感…! (つづく)

市立しものせき水族館「海響館」

住所

山口県下関市あるかぽーと6-1

TEL

083-228-1100

休み

なし

入場料

大人2,000円、小・中学生900円、幼児(3歳以上)400円

uzuhouse(ウズハウス)

住所

山口県下関市阿弥陀寺町7-8

TEL

083-250-9787

休み

なし

酒庵 空(SHUAN KU)

住所

山口県下関市幡生宮の下町8-23(下関酒造内)

TEL

083-252-0009

休み

盆・正月、イベント開催時