きまぐれふねこ
兵庫県
2022年11月15日

Vol.42 神戸港から行く、OUR THE 淡路旅!〜後編〜

神戸港から車でビュ〜ンと足をのばし、淡路島を旅行中のふねこたち。
>前編の様子はこちら

今回は写真映えも狙える話題のスポットを巡るようですよ!
まずはシンボリックな「AWAJI」オブジェが設置されたフォトスポットへ。

ヤシの木と海をバックに、最高の一枚が撮れてご満悦のふねこご一行♪
さぁ、お次はどこへ向かうのでしょうか?

選べるパスタの数に驚き! 老舗製麺会社直営の『PASTA FRESCA DAN-MEN』

淡路島に生パスタの老舗メーカーがあるのをご存知ですか?

全国約3000軒の飲食店が同メーカーの生パスタを使用しているという、飲食業界でも信頼と実績を持つ1909年創業の製麺会社「淡路麺業」です。うどん製造で培った麺づくりのノウハウを活かし、こだわりとクオリティを追求しながら本場さながらの生パスタを製造しています。製麺工場に併設するパスタレストランには県外からわざわざ訪れるファンも多く、生パスタの聖地となっているんですよ。

淡路メイドの“美味”を食べ尽くしたい!と意気込むふねこたちも、もちろん訪れました!

淡路麺業の直営店『PASTA FRESCA DAN-MEN(パスタ フレスカ ダンメン)』 は製麺所の隣にあり、建物の奥には海が広がります。注目すべきは生パスタのバリエーション!

店内にディスプレイされた生パスタはなんと約30種類! これらをすべてレストランで味わうことができるのです。ロングパスタからショートパスタ、練り込み仕立てのカラーパスタ、糖質やグルテンを意識したヘルシーパスタ、日本初の国産デュラム小麦を使用した生パスタもあり、それらのカテゴリーからさらに形状別の種類に分かれ、初めて見るような個性的なパスタも〜!!

海を間近に眺められる窓際の席でランチタイム♪
パスタメニューは麺を選べるほか、トマトソース、オイルソース、ラグーソース、クリーム&チーズソースといったテイスト別にチョイスできます。定番の生パスタ料理が17種類、季節限定の生パスタ料理が12種類以上揃うとあって、麺以外にもソースや具材をアレコレ選べて目移りしちゃいます。すべて淡路産の旬の野菜や魚介類を使用しているという、“島ならではのおいしさ”も嬉しいポイントです。

ふねこたちは、好みのパスタにサラダとスープが付いた平日限定のAセットをオーダー。

「淡路島ポークと季節の野菜のラグー チーズ添え 燻製バター風味」には、“エッグ型パスタ”をセレクト。この生パスタは断面が卵型となっていて、弾力&もちもちの食感です。
ラグーソースは口に入れた瞬間、肉の旨味がふわ〜っと広がり、チーズのまろやかな風味がやさしく包み込みます。サツマイモのほくほく感と、ゴロゴロ入ったお肉の食べ応えも食欲を高め、燻製バターの深みのある香りもおいしさを引き立てます。水菜のシャキシャキ感とクルミの歯応えもいいアクセント♪

「地ダコと由良産ワカメのトマト・七味風味」には、“トロットレ”という生パスタをセレクト。聞きなれない名前の“トロットレ”とは、イタリア語で“コマ”という意味で、くるんとした巻き貝のような形のショートパスタです。
トマトソースはピリ辛テイストで、タコの旨味と香りがソースに染み込み、海の幸の旨味がデリシャス♡ 上にかかった京都の七味の複雑な香りも絶妙にマッチしていて、フュージョン料理のような新感覚を味わえます。タコのぷりぷり感、わかめの歯応えと滑らかな食感、そして生パスタのもっちり感が贅沢な気持ちにさせます〜♪

五感を刺激する生パスタ料理に舌鼓を打ち、大満足のランチタイムでした。

ちなみに生パスタは淡路麺業の公式オンラインショップでも購入が可能です。また、レストランのレジ横には常温保存可能でお土産にも人気の半生パスタもあるので、ぜひ淡路麺業のおいしさをご自宅でもどうぞ♪

鑑賞ルートの長さ、約4km! 1000点余りの世界的名画に出合える『大塚国際美術館』

淡路島と徳島県を結ぶ「大鳴門橋」を渡って訪れたのは、ふねこ念願の『大塚国際美術館』。 橋を渡ってすぐの場所(徳島県側)にあり、淡路旅行の際にはチェックしておきたい注目スポットです!

日本最大級の常設展示スペースを有し、その観賞ルートはなんと約4kmというから驚き…! 一日使ってじっくり回りたいほど、見応えたっぷりの“陶板名画美術館”です。

“陶板名画”とは、陶器の大きな板を用いて原画に忠実な色彩で作品を再現したもの。紙やキャンバスなどと比べて陶器の板は色の経年劣化がなく、さらに大きさも原寸大で再現されているとあって、原画さながらの繊細な色づかいや臨場感を体感できます。
大塚国際美術館が展示するのは全て“陶板名画”。世界26カ国、190余の美術館が所蔵する西洋名画1000余点を陶板で原寸大に再現・展示しているので、あちこち世界中を巡らなくてもここだけで世界中の名作を堪能できるのです〜!

西洋美術に詳しくない方でも大丈夫。館内は「環境展示」「系統展示」「テーマ展示」と展示方法を3つに分けているので、それぞれの作品の世界観に没入しながら、作品が描かれた時代背景や美術的価値を感じとることができますよ。また、5つの展示フロアもわかりやすく、下の階から「古代」「中世」「ルネサンス」「バロック」「近代」「現代」と系統で分けられ、フロアごとに西洋美術の変遷を辿れる構成です。

教会の壁画や設計デザインをそのまま再現した環境展示の「スクロヴェーニ礼拝堂」。北イタリア・パドヴァにある同礼拝堂は、美術巡礼者にとって聖地の一つとも呼ばれています。そんな名高い壁画や天井画の魅力を疑似体験できるなんて感激…!!

ルネサンス三大巨匠の一人、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」もご覧の通り! 実はこちらの展示は二面構成になっていて、一面の壁は修復前の作品、向かい側のもう一面は修復後の作品を再現しているので、修復前と修復後を同時に見比べることができます。原寸大の迫力たるや…。ふねこたちも思わず息を呑みながらじっくりと鑑賞。

「モナ・リザ」の微笑みにつられて、ふねこも思わずニンマリ。

かの有名なゴッホの「ヒマワリ」は、水彩なども含めると10数点存在するそうで、そのうち花瓶に入った「ヒマワリ」の作品は7点あるといいます。そんな花瓶に入った「ヒマワリ」を再現し、一堂に展示した展示室「7つのヒマワリ」がこちら。原画は世界各地に点在しているので、こうやって原寸大の陶板名画を目の前で見比べることができるのは貴重です!

スーラが描いた19世紀の名作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」 。近づいてよく見ると、点画の繊細なタッチと独特の色彩の配列が伝わってきます…!! 名画を眺めながら、みけやんもパリのブルジョワ気分に浸っているようです♪

アートに溶け込める撮影スポットも見どころの一つ。ゴッホの名画「アルルのゴッホの部屋」を再現した特設スポットでは、ふねこたちが紛れ込んでいます!

そして、現在開催中のアートコスプレフェス「なりきりミュージアム」も体験♪
フェルメール「真珠の耳飾りの少女」、ゴッホ「ヒマワリ」、セザンヌ「リンゴとオレンジ」の3作品になりきって撮影できる体験ブースが12月4日(日)まで登場しています。

せつこ扮する「真珠の耳飾りの少女」、ちっちゃくてかわいいです〜♡

ふねこがゴッホの「ヒマワリ」に変身!

セザンヌ「リンゴとオレンジ」になりきるふねこたち。まるで隠れんぼしているようなお茶目なワンシーンですね(笑)。みなさんもぜひ、ふねこたちのように思いっきりなりきっちゃってくださ〜い♪

フランスの画家、クロード・モネの代表作「大睡蓮」を再現した屋外展示も必見です。壁面の向こうには壁画と一体化するように木々や池などが配され、自然と調和する環境展示が広がります。モネ自身、晩年に描いた 「大睡蓮」を自然光のもとで作品を見てほしいと語っていたそうで、陶板名画でその願いが実現したと言っても過言ではありません。

地上1階には広大な庭園を構え、瀬戸内の美しい海や大鳴門橋の絶景パノラマを眺めることができますよ。名画鑑賞を満喫して、心をたっぷり潤したふねこたちでした☆

写真映えのオンパレード!『幸せのパンケーキ 淡路島テラス』

ふねこたちが最後に訪れたのは、淡路島の北西部に位置する話題のスポット『幸せのパンケーキ 淡路島テラス』!

ビーチ沿いにテラス席がずらりと並ぶ、オーシャンビューのロケーション! 海風を感じながら自慢のパンケーキやこだわりのドリンクメニューを楽しめます。せつこもリゾート気分で上機嫌♪

ふねこたちがオーダーしたのは淡路限定「国産いちごたっぷりのいちごショートパンケーキ」。注文後に焼きはじめ、出来立てを提供するというパンケーキは、生地や焼き方にこだわり、20分以上かけてじっくりゆっくり焼き上げる徹底ぶり。
ふわっふわでしっとりとした食感のパンケーキが到着しました♪ フレッシュなイチゴとストロベリークリームがたっぷりのった華やかな一皿。見た目から生地のやわらかさが伝わってきますし、ハートを撃ち抜かれるビジュアルですね♡

食べるのがもったいないと感じちゃいますが、冷めないうちにいただきましょう♪ あつあつのパンケーキとクリームのひんやり感が口の中で混ざり合い、ふわっととろけるような食感がたまりません〜! 甘酸っぱいイチゴのアクセントも最高です!
ドリンクは「島のシトラスソルティースカッシュ」。シトラスの酸味と淡路島の塩が効いたさっぱりとした味わいがGood☆

ところで、建物の向こうに人が集まっているようで、気になって仕方がないふねこ。一体あれは何でしょう…!??
その正体はフォトスポット! 『幸せのパンケーキ 淡路島テラス』にはフォトスポットが複数設置されていて、海の上に浮かび上がるようなワンシーンを撮影できるんです!

「幸せの階段」は、海に向かって続く階段と扉がモチーフ。非日常のフォトジェニックな一枚をパシャリ。ふねことみけやん、落ちないように気をつけてね〜!

友人や恋人など、大切な人との記念写真にぴったりなオブジェ「幸せのリング」。夕暮れ時は夕日でオレンジ色に染まり、ロマンチックな写真が撮れるそうですよ。

こちらは「幸せの椅子」。ふねこたちが小人のように小さく見えますが、実際は椅子がビッグサイズなんです。背もたれを含めると高さ3m、座席部分は幅1.5m・奥行1.7m・高さ1.6mと見上げるような大きさ! 海と青空に溶け込む素敵な写真が撮れました♡

「岬のブランコ」で仲良く揺れるふねこたち。ヤシの木と芝生、真っ青な海と空の色彩が美しいですね。
ウキウキ気分で撮影大会を繰り広げていたら、テンションが高まって心もポカポカに。しかも「幸せ」というネーミングのオブジェでたくさん記念写真を残せて、ふねこたちも思いっきりハッピーな心地になったようです。

名残惜しいですが、そろそろ淡路旅もおしまいの時間。淡路ぐるりと満喫できて大満足の旅路でしたね!
阪九フェリーの上から明石海峡大橋を眺めたら、今回の淡路旅のことを思い出して、幸せの余韻に浸りましょう♡


【ふねこより、うれしいお知らせ!】
今回、ふねこがみんなにお土産を用意してくれました!
『うずの丘 大鳴門橋記念館(ショップうずの丘味市場)』で
おいしそうな玉ねぎフードを見つけたようです。
Instagram 公式アカウント(@hankyuferry_funeco)をフォロー&
投稿されている記事にコメントしていただき、
特設ページにご応募いただいた方の中から、
抽選で5名の方に「玉ねぎポテトチップス&玉ねぎドレッシングのセット」をプレゼント!
みんなのコメント、待ってま〜す!

「AWAJI」オブジェ

住所

兵庫県洲本市安乎町平安浦34-1 カフェ『ラウレア』横

入場料

1人300円(敷地内のカフェ『ラウレア』で受付)

PASTA FRESCA DAN-MEN(パスタ フレスカ ダンメン)

住所

兵庫県淡路市生穂新島9-15

TEL

0799-64-0777

定休日

木曜

大塚国際美術館

住所

徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1

TEL

088-687-3737

休館日

月曜(祝日の場合は翌日休館、8月無休、1月は正月明けに連続休館あり)

幸せのパンケーキ 淡路島テラス

住所

兵庫県淡路市尾崎42-1

TEL

0799-85-1111

定休日

不定休