Vol.24 ふねこ熊本に降臨、 旬スポットを巡る!(後編)
熊本にやってきたふねこ、前編ではヒーロー的存在の武将・清正公さん(加藤清正)のお膝元をぶらり。歴史的スポット・熊本城を眺めながら戦国時代のドラマに想いをはせ、熊本最古の書店の喫茶店で文豪気分を味わいました。
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長い歳月をかけて刻まれた歴史と伝統を体感した後は、
今話題のスポットを回って、“熊本の新旧”を満喫することに!
熊本といえば「あか牛」! 熊本名物に舌鼓♪
熊本名物の一つ「あか牛」は、「褐毛(あかげ)和種」という品種の和牛。旨味のもととなるアミノ酸が豊富で、噛むほどに旨味がジュワ〜ッと広がり、肉好きにはたまらない味わい。熊本に行ったら必ずや食べておきたい逸品です!
若い観光客にも人気の『あか牛Dining yoka-yoka』は、母体が精肉店とあって上質なあか牛をリーズナブルに提供しています。魅力は価格面だけでなく、使用する肉にもこだわりがいっぱい。自社牧場を持ち、阿蘇の雄大な自然の中で自社配合飼料を与えて育てたブランドあか牛「甲誠牛」が自慢です。飼料にビール粕を加えることで柔らかい肉質と、甘みに感じるような旨味を蓄えた赤牛に育つそうですよ。
絶品と評されるあか牛をめいっぱい味わいたいなら「あか牛丼」(1800円)を! ミディアムレアに焼かれたあか牛は、驚くほど柔らかく、ニンニク醤油だれとよく絡み、ジューシーな旨味に溢れています。思わず声を上げたくなるほどおいしい〜!! 生姜やニンニクと一緒に長時間煮込んだしぐれ煮も添えられていて、ワサビや青じそ、温泉卵を絡ませながら、いろんな味変を楽しめます。
「あか牛ハンバーグ」(1800円)もあか牛100%! お箸を通した瞬間、中から肉汁が溢れ出て思わずゴクリ…。和風のジャポネソースとの相性もバッチリで、柔らかな食感といい、染み渡る旨味といい、このおいしさ、食べてみる価値アリ!
熊本名物の凄みを体感して大満足のふねこでした♪
萌え断に視線集中♡ サンドイッチ専門店『tatomiya』。
熊本市内で“今一番ホットなお店”と聞いてやってきたのは、女性の間で絶大な人気を誇るサンドイッチ専門店『tatomiya(タトミヤ)』。エントランスからおしゃれさ満点で、ふねこも胸キュン♪
入り口にはサンドイッチのショーケースがあり、厚切りのフルーツサンドにLBTサンド、ビーフサンド、ベーコンとスクランブルエッグサンド、バジルチキンサンド、カレー鯖サンド…などなど目移りしちゃうラインナップ!
ちなみに、メニュー表には熊本にゆかりがあるアーティスト、たなかみさきさんのイラストが♡ 女の子3人とも大きな口を開けてサンドイッチを待っています♪
ふねこが頼んだ「ミックスフルーツサンドイッチ」(750円)が到着。カシス&トマトのスムージーとオレンジジュースもオーダーして、ヘルシーにまとめてみました♡
ひとしきり写真を撮ってパクリといただきます♪ ふわふわのパンに、甘さ控えめの生クリームと甘酸っぱいフレッシュなフルーツが調和して意外とさっぱり! 一つ一つのフルーツが大きめにカットされているので、素材の味もしっかり堪能できます。見た目の可愛さを裏切らない、乙女心をキャッチするおいしさです♡
これならいくつでも食べられると、tatomiyaのフルーツサンドの虜になるふねこでした!
ゆっくりと感性を高める、骨董喫茶での豊かな時間。
小雨がぱらつく夕刻の熊本。しっとりとした空気に心地よさを感じながら訪れたのはこちら。中心部から一歩離れた場所に静かに佇む喫茶室『花と骨董 さかむら』です。控えめな表構えが探究心をくすぐりますね。
カラカラカラと引き戸を開けると、さらに静寂な空気に包まれたノスタルジックな空間が広がります。
古い木製のテーブルや椅子、そして飾り棚の上には温かみのあるオブジェの数々。これらの骨董品や書物は花人であるオーナーがセレクトしたもので、店内にディスプレイされたアイテムは商品として購入できます。
無骨な木材の雰囲気や、光と陰の空間演出も素敵です!
カフェオレボウルにたっぷり注がれたカフェオレと、自家製のレモンジンジャーでふぅっと一息。都会の喧騒を忘れて、古書を手に取って別世界に浸ったり、骨董品から紡がれるストーリーに想いをはせたり…。ここでは携帯電話はしまって、古いものたちが教えてくれる豊かな感性に身を預けるのがよさそう。
ふねこもぐっと感性が磨かれたようで、なんだか所作もしなやかになった様子。審美眼が冴え渡る大人っぽい雰囲気をまとい、ふねこの新しい一面を垣間見たように感じました…!!
自分へのお土産も忘れずに♪『swiss』の名物マロンスイーツ。
熊本初の洋菓子店と呼ばれる1962年創業の『swiss』。地元を代表する老舗洋菓子店であり、今もその人気は健在。そんな『swiss』の名物「リキュール・マロン」(1個300円)をお持ち帰りしました♪
包みを開くと、熊本県産の渋皮マロン入りのバタークリームと、リキュールシロップがたっぷりしみ込んだスポンジを使ったバターケーキがお目見え。創業当時から変わらないレシピで作られているそうで、芳醇な香りとコクが広がる大人の味わいです。
しっかり(ちゃっかり!?)お土産まで味わって、熊本を満喫したふねこ。旅の思い出とともに、次なる場所を目指してまた歩き始めました!
どうぞ次回もお楽しみに♪
※この記事は2020年3月時点の情報です。コロナ禍の影響で日々状況が変化しておりますので、掲載内容(写真含む)に変更の可能性があります。最新情報については各施設・ 店舗の公式サイトをご確認ください。
あか牛Dining yoka-yoka
熊本県熊本市中央区花畑町11-20 水田ビル1F
096-356-7539
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