きまぐれふねこ
福岡県
2020年1月16日

Vol.17 ふねこの福岡ぷらり散歩(前編)

チョコンとふねこが座るのは、「FUKUOKA」のモニュメント。
そうです! ふねこが福岡市にやってきました!
ここは市内の中心部「天神中央公園」の西中洲エリアで、今話題のトレンドスポット。
ふねこの後ろには、長い歴史を持つ「旧福岡県公会堂貴賓館」が建っています。

さて、ここからはふねこが福岡市中央区のすてきなスポットをご案内。
おしゃれな街・福岡の楽しみ方を教えてくれるみたいですよ♪

行列を作るパン屋『stock』で、“おいしさ”に包まれる♪

ここは福岡きっての人気ブーランジェリー『pain stock(パンストック)』の2号店、『stock(ストック)』です。
本店は東区箱崎にあり、わざわざな場所にありながらもパン好きや県外客を多く引き寄せる繁盛店。そんなパン業界のレジェンドが、天神と博多を結ぶ中央エリアに2号店を出したのは昨夏のこと。オープンして半年経った今も、連日お客さんで賑わうホットスポットになっています。

『stock』の醍醐味と言えば、ハード系のパン! 表面は香ばしく、中はモチッとした食感で、ハード系ながらみずみずしい味わいを感じられます。これまでの固定概念を変える新しいおいしさ! しかも具材の組み合わせや生地の種類も豊富に揃うので、あれこれ食べ比べも楽しめます。

あんバターサンドは定番人気。そうそう、ジューシーなおいしさの明太フランスもお忘れなく♪

ちなみに2号店は、福岡の人気コーヒーショップ『COFFEE COUNTY(コーヒーカウンティ)』とコラボレーションしていて、淹れたてのコーヒーやカフェラテをオーダーできます。

pain stockのパンとCOFFEE COUNTYのコーヒー。まさに福岡最強のコンビネーション!

ふいに見上げると、木彫りの犬がさりげなく乗ったかわいい照明ランプが…。この木製のシェードは、福岡を代表するインテリアショップ『krank(クランク)』から仕入れたものだそう。一つひとつの装飾もオーナーのこだわりが光り、パンとコーヒーのおいしい香りに囲まれた幸せな空間になっています。

海外にトリップ!? 一点ものがズラリと揃う『Ace in the Hole』

ぴょっこり大名の某所に現れたふねこ。あれ? ここはどこですか?
まるで海外に飛び降りたかのようなカッコよくて味のある空間!

アンティーク風の階段に並ぶ、エッジの効いた靴を眺めて大興奮!
ふねこには、ちょっと大きいかな…(笑)。

このもけもけニットも個性的でかわいい!
こういうアクセントが施された服は、普段なかなか出会えないですよね。
ところで、ここはどこでしょう!??

答えは、福岡のファッション業界を牽引するビンテージショップ『Ace in the Hole(エースインザホール)』です!
アメリカで買い付けてきた一点ものの古着や、グレードが高いビンテージウェア、アンティークの小物などが店内にたくさん並びます。インテリアもオーナー・宮野秀二郎さんのセンスが冴え渡るセレクトで、海外のアンティークショップの世界観を再現しています。

福岡のファッショニスタのほとんどが、ここに通っていると言っても過言ではないほど、女子大生から美容師、おしゃれママが足繁く訪れています。アメリカに年4〜5回バイイングに行くとのことで、商品の入れ替わりも盛ん。気になるアイテムがあったら、迷わずゲットしておきましょう!

店長の宮崎さんと仲良くなったふねこ。おすすめのアイテムを紹介してもらいながら、帰り際に系列店の存在を教わりました。どうやら、そこも人気を集めているようで…… ?

かわいいキッズアイテムが大集合!『BB kids』

レディスビンテージショップ『Ace in the Hole』の宮崎さんから紹介してもらい、同じ大名にある系列店『BB kids(BBキッズ)』へ遊びに行きました♪

こちらでは新生児から約10歳(140サイズ)までのベビー&キッズアイテムを取り揃え、状態のいい古着やデッドストックの服、新品のスニーカーを販売しています。

本店『BINGOBONGO(ビンゴボンゴ)』にもキッズ商品がありますが、こちらの店舗はよりコアなデザインをセレクトし、おしゃれなパパ&ママに人気!

ウェアと同じくらい、いやそれ以上にみんなのお目当てになっているのが、海外限定のスニーカーです。日本では見かけない〈NIKE〉〈VANS〉〈CONVERSE〉〈addidas〉の珍しいカラーリングや個性的なデザインが並び、大人顔負けのカッコよさ!

アメリカから買い付けてきたぬいぐるみや玩具も目白押し♪ 出産祝いやバースデーのプレゼントにも喜ばれそうです。

おっと! ぬいぐるみの間にふねこが紛れていますが、ふねこは“売り物”ではありませんよ(笑)!

福岡名物を楽しめる居酒屋併設のゲストハウス『HOSTEL STAND BY ME』

福岡のセントラルーパーク的存在の『大濠公園』の近くに、「地元客から観光客まで幅広い人が通うスポットがある!」と耳にしたふねこ。そこで早速訪れたのは、『HOSTEL STAND BY ME(ホステル スタンド バイ ミー)』です。

ホステルのはずだけど、なぜか居酒屋風の表構え。
なぜかというと、ここは「泊まれる立ち飲み」をコンセプトにした宿泊施設で、1階がスタンディング形式の居酒屋、2・3階がホステルとなっているのです!

館内のいたるところに、アート作品が! イフクカズヒコ氏や沖賢一氏など、福岡を拠点に活躍するアーティストの直筆イラストが壁面に描かれ、グラフィックアーティスト・KYNE氏の作品も飾られています。当時は「若手アーティスト」と呼ばれていた地元作家が、今では東京でも注目されるほど有名なアーティストに。すなわち、ここの作品もかなり貴重と言えます…!

ドミトリールームはコンパクトながら快適な造り。男女混合のドミトリールームのほか、女性専用のドミトリールーム、個室のプレイベートルームもあり、ひとり旅でも安心して泊まることができます。

併設の立ち飲み居酒屋へGO! 宿泊者以外も利用することができ、オーダーとお会計は木札(4枚1,000円)システムを採用しています。木札1枚からオーダーできるお酒やおつまみを揃え、例えば、自分の木札を渡して、隣に居合わせた人に1杯おごってあげるなど、屋台のような気軽なコミュニケーションを楽しめます。

『海鮮 日の出』の唐揚げや、『博多水炊き とり田』の柚子胡椒ポテサラ、 『赤身焼肉USHIO』の和牛タンとスジの甘辛煮込み、『ステーハウス听(ポンド)大手門』 の黒毛和牛100%ハンバーグ、『クボカリー』のクボカリー直伝スパイシーチキン、『天ぷらながおか』の穴子の旨味が詰まった特製天丼タレで天かす丼など、地元を代表する約20の人気店の味を一度に味わえます。あちこち行かなくても、ここだけで名物料理をコンプリートできちゃうのです!

居酒屋の壁面にはKYNE氏の作品をディスプレー

福岡ならではの食とアートを満喫してお腹いっぱい、胸いっぱい。ついついお酒が進んで眠たくなったとしても、併設のホステルに直行すればOK! なんて快適な動線なの〜!

最後に女将の百田美穂さんと記念撮影♪ 旅先での出会いを楽しみつつ、まだまだ福岡のまちを楽しむみたいですよ。それでは、後編をお楽しみに〜★

stock(ストック)

住所

福岡市中央区西中洲6-17

TEL

092-406-5178

定休日

月曜、第1・3火曜

Ace in the Hole(エースインザホール)

住所

福岡市中央区大名1-15-30 202

TEL

092-724-3958

定休日

なし

BB kids(BBキッズ)

住所

福岡市中央区大名1-15-16

TEL

092-715-1205

定休日

なし

HOSTEL STAND BY ME(ホステル スタンド バイ ミー)

住所

福岡市中央区大手門1-3-22

TEL

092-791-1974

ホステル

チェックイン16:00〜23:00、チェックアウト〜10:00

立ち飲み

朝食7:00〜10:00、ちょい飲み11:30〜17:00(ランチタイム11:30〜15:00)、立ち飲み17:00〜24:00