Vol.15 ふねこの神戸旅①（昼グルメ＆夜ハシゴ）

くんくんくん！ いい香りに誘われて、ふねこが訪れたのは阪九フェリー内のレストランです。
ふねこの予感は見事に的中！ 新門司〜神戸のフェリー「つくし」＆「やまと」には、とびっきりの洋食メニューが充実していました!!!

門司港発祥の焼きカレーにミートボールを乗せたアレンジメニュー「つくし限定 焼きカレー」（550円）。

「彩り野菜とチキンソテー粒マスタード焼き」（650円）。ジューシーなチキンに、酸味が効いた特製マスタードソースをたっぷりかけた一皿。

ほろほろの牛肉にデミグラスソースが濃厚に絡まる鉄板メニューは、神戸ワインと一緒に味わいたい逸品。料理長が腕をふるうオーダーグルメを堪能して、お腹いっぱい胸いっぱい♪

翌朝、神戸に降り立ったふねこは『メリケンパーク』のフォトスポット、「BE KOBE」へピットイン！ さぁ、これから神戸のグルメ旅行がはじまりますよ♪

イケメンバリスタによる至福の一杯♡ 『The ANCHOR Coffee & Wine Stand』

神戸・元町にある『The ANCHOR Coffee & Wine Stand（アンカー コーヒー＆ワインスタンド）』は、一人でもふらっと入りやすいカジュアルでおしゃれなお店。昼間はコーヒーブレイクを過ごすご近所さんやビジネスマンのオアシス的存在。夜はワインバーとしても利用でき、おひとりさまにも人気だそう。

話しかけたら気さくに答えてくれるバリスタさん。隣り合うお客さんと自然に会話が生まれ、コミュニケーションを育める和やかな雰囲気も魅力です。

コーヒーの香りとビンテージ風の空間に癒さたら、次の目的地へ向かいましょう♪

行列に並ぶ価値あり！ 神戸で訪れるべき名店『洋食の朝日』

営業前から人が駆けつけ、14時を過ぎてもなお行列が絶えない人気店。ここ『洋食の朝日』は創業50年を超える老舗で、神戸では有名な洋食屋さんです。

みんなの目当ては、牛のフィレ肉を使用した名物・ビフカツ（1550円）。赤のグラデーションが美しい断面を見て、思わずふねこも生唾ゴックン…。特製デミグラスソースを絡めながらビツカツを一口頬張った瞬間、ほろり…。舌で噛みくだける柔らかさに感動〜!!!

ボリュームたっぷりだけど、ミディアムレアの牛フィレ肉のおいしさに食欲ノンストップ！ カニクリームコロッケ（1000円）も、衣のサクサク感とクリームのまろやかな旨味が絶品です。濃厚なデミグラスソースのコクも最高！ ソース一滴も残さずきれいに完食しました♪

長時間並んだ甲斐がありましたね、ふねこ！ 神戸が誇る逸品を味わえた喜びを噛み締めて、次もまた来ようと心に誓うふねこでありました。

日本一長い高架下商店街、『モトコー』に潜入！

JR・阪神元町駅と神戸駅間の高架下にある『元町高架通商店街』。通称「モトコー」。約1.2Km続く商店街には飲食店や物販店がひしめきあい、夜は一層ディープな雰囲気に包まれています。ここ数年耐震補強工事のため、移転・退店が相次いでいますが、今も元気に営業しているお店があります！

人の集い場になっている「にんじん」。ママの優しい笑顔とおもてなしにほっこり心が和みました。

アーティストが営むコの字型カウンターの店『ちりん』

「モトコー1」方面へ進むと、ふねこのアンテナがビビビ…！ どうやらこのお店に立ち寄るようです。

こちらはアーティストやDJの顔を持つ、チルストマックさんが営むコバコ居酒屋。周りからは「チルくん」と呼ばれているので、店名も『ちりん』なんですって★

アパレル関係の人や美容師、モデル、クリエイターなど、地元のイケてる人たちが夜な夜な集まり、肩を寄せあいながらしっぽりお酒を楽しんでいます。

大安亭市場の佐竹豆腐店から仕入れた、「豆腐屋のひややっこ」（400円）。刻みミョウガ、ネギ、生姜、カイワレ大根がたっぷりのって、豆腐のねっとりした感触が新感覚！ 大豆の味がとっても濃厚で、これはスゴイ！ お酒のアテにぴったりの「モツ味噌煮込み」（550円）と一緒にどうぞ♪

左のイラストは店主が描いた作品です。アンニュイ＆ファニーな表情がイケてる！

0次会でサクッと立ち寄ったり、2〜3次会に訪れたり、『ちりん』で一杯ひっかけて次の場所へ向かう。まさに、“神戸のトランジット”的スポット。素敵な中継地点を見つけてゴキゲンなふねこでした。

最後にもう一杯★ 自然派ワインスタンド『カミユセ』

2012年にオープンした立ち飲み屋『カユミセ』は、半屋台のカジュアルな雰囲気の中、厳選された自然派ワインを楽しめるお店です。

店主の家弓（かゆみ）さんはインポータートとの関係性が強く、40種類ほどの自然派ワインを揃えています。白、赤、ロゼをグラスで味わえ、ボトルのオーダーなら気になる銘柄をチョイスできます。

これまでのワインの固定概念を覆す、体に染み渡るような透き通った味わいを体感できますよ。おでんとのマリアージュも新鮮。家弓さんのボトルチョイスにより、ぴったりの組み合わせになるからおもしろい！ ワイン以外に日本酒やビール、梅酒などお酒全般も提供しています。「間口を広くして、ヴァンナチュール（自然派ワイン）を知ってもらうきっかけになれば」と気さくに笑う家弓さん。

ちなみに、話のついでにおすすめの店を聞くと、次から次に色々教えてくれます！ “神戸のディープスポットを紹介する「無料案内所」”として、雑誌でも取り上げられるほど情報通なんです。神戸でどこに行くか迷ったら、まずは『カユミセ』に駆け込んで、情報収拾するのもいいかもしれませんね★

神戸の夜が更け、街が寝静まる頃、テケテケと路地裏に消えていったふねこ。さて、明日は神戸のどこに現れるのでしょうか!? 次回の神戸旅行記をお楽しみに♪